どんな栄養素があってもケイ素が無いと活かされない
ということで、もう一度、ケイ素について語ります!
◆ケイ素の基本
地球上では酸素の次に多い元素と言われています。
土や岩などに含まれる鉱物の一種です。
そして、ケイソが最もふくまれているのが水晶です。
ケイ素は長い年月をかけて海底や土壌に蓄積して、ケイ素・ケイ酸の層が作られます。
そのため、ワカメや昆布・貝・大豆・玄米・大根などに多く含まれていると言われていたのですが、現代の野菜は栄養不足でどれだけとってもほとんどケイ素をとることができません。
とれてもごく微量。
私たちのカラダでは、毎日40mlのケイ素が消費されていますので、これでは全然追い付かないのです。
ケイ素は体の中でコラーゲンとともにあり、接着剤の働きをしています。
そのため、美容にも健康にも欠かせないミネラルになります。
地球の誕生は約46億年前と言われていますが、その時に地球を構成していたのは鉄とケイ素だったともいわれています。
◆ケイ素の力
ケイ素は「シリカ」という名前でも知られていますね。
そんな、シリカ、こんな働きがあるんです。
・血液中酸素増補給
・骨粗鬆症予防(カルシウム以上)
・体内の重金属とくっついて体外へ
・成長促進(必須ミネラル)
・活性酸素除去
・動脈硬化予防(コレステロール乳化)
・老化防止(コラーゲン構成成分)
・精神安定(思考力・記憶力維持)
・アトピー、アレルギーの原因(アレルゲン)を除去
→殺菌力、消炎効果によって痒みを抑え、美しい皮膚を取り戻すこともできるかも?
皆様、代謝のところでお話しました、ミトコンドリアの存在を覚えていますでしょうか?
このミトコンドリアの働きに必須なのはケイ素です。
ビタミンC、E、B群、D、大豆イソフラボン、銅、亜鉛、カルシウム、コエンザイムQ10など、どれもミトコンドリアとケイ素あってこそです。
どれか一つだけ不足分補おうでは意味が無かったりします。
ビタミンやミネラルを意識している!という方でも、まだまだ『ケイ素』の存在に気が付いていない方もいるかと思いますので、ここで『ケイ素』に注目してみてくださいね!
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