ミネラルって何がある?どんなもの?ミネラルの正体は?②

    コラム・お知らせ

    ミネラルについての続きになります。

    今回は、あまり聞かないものが多いかと思いますが、どれも重要な役割を持っていますので、ぜひ目を通してみて下さい。

     

     

    ◆イオウ

    イオウのほとんどは食品からたんぱく質として摂取され、その半分が筋肉に存在しています。

    イオウは爪・毛髪等のたんぱく質を構成し、ビタミン・ホルモンの構成成分でもあります。

    殺菌作用や脂質糖質の代謝なども担っています。

     

     

    ◆銅

    銅は腸管からの鉄の吸収や貯蔵を助け、骨髄でヘモグロビンを作るのにかかせません。

    銅は活性酸素を除去する酵素の補酵素として働き、過酸化脂質の増加を防いでいます。その他、乳児の成長・骨や血管の強化・赤血球や白血球の細胞の成熟などにも関わっています。

     

     

    ◆ヨウ素

    体内のヨウ素の大部分は、甲状腺に含まれています。

    ヨウ素は甲状腺で甲状腺ホルモンの合成に用いられます。

    甲状腺ホルモンは酸素消費を高め、エネルギー産生を活発にします。

    細胞の活動を高めて骨形成やたんぱく質の合成を増加させ、交感神経の働きを活発にします。

    乳幼児などの成長期の子供の発育を促進します。

     

    ◎注意◎

    過剰摂取は、甲状腺肥大や甲状腺腫に繋がるリスクがあります。

     

     

    ◆マンガン

    マンガンは、骨に多く含まれ、特に成長期には欠かせないミネラルです。また、肝臓、膵臓、腎臓、毛髪に比較的多く含まれていて、糖質、脂質の代謝、たんぱく質やDNAの合成に関わる酵素の補酵素として、成長や生殖に関わっています。

    ◎注意◎

    過剰摂取は中毒症状があります。

     

     

    ◆セレン

    セレンは強い抗酸化作用を持つグルタチオンペルオキシターゼという酵素の構成成分となっており、体内の過酸化物質から細胞を守っています。

    また、有害ミネラルの促成を軽減させます。セレンは土壌の配合が関係しています。

     

    ◎注意◎

    過剰摂取は、下痢、嘔吐、頭痛、しびれ、脱毛などがあります。

     

     

    ◆亜鉛

    亜鉛は、DNA・RNAなどの核酸の合成、たんぱく質合成、インスリンの合成や糖代謝、アルコール代謝などに関わっています。

    また、細胞内の抗酸化作用にも関わっています。亜鉛は、舌の表面にある味を感じる細胞を作る働きをしていますので、不足すると味覚障害から食欲不振が見られます。

    成長期のこどもやストレスがかかっている時、病気療養中には亜鉛の需要が高まります。

     

    ◎注意◎

    過剰摂取は、めまいや吐き気などの急性中毒症状のリスクがあります。

     

     

    ◆クロム

    クロムは、正常な糖質代謝・脂質代謝を正常に保つ、発育・免疫力などに関係しています。

    また、糖尿病など生活習慣病を予防する働きがあります。

    クロムを上手に吸収させるには、ビタミンCの力は大きいといえます。

     

     

    ◆モリブデン

    モリブデンは、糖質や脂質の代謝を進めてエネルギーになるのを助けたり、鉄を利用しやすくして貧血を防ぎます。

    また、体内のモリブデンは、吸収されやすいミネラルなので、通常の食生活で不足することはありません。

     

    ◎注意◎

    過剰摂取は、銅の排泄量が増えます。

     

     

    ◆コバルト

    コバルトは、ビタミンB12の構成成分として発見されました。

    骨髄での造血機能にかかわり、赤血球を作るのに関係しています。

    コバルトを摂取すると、腸内環境によりビタミンB12に合成されます。

     

    ◎注意◎

    過剰摂取は、甲状腺機能低下、心不全、呼吸機能低下症、血管拡張、血圧低下などのリスクがあります。

     

     

    ◆フッ素

    フッ素は虫歯予防に効果があるとして知られているミネラルで、腎臓を通って尿中に排泄されます。

    殺菌作用により、歯垢内を殺菌することにより虫歯を予防し、歯のエナメル質に取り込まれて歯を強化し酸に溶けにくくします。

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