光沢剤と着色料

    コラム・お知らせ

    飴やチョコレートって”艶々”していておいしそう・・・。

    その”艶々”はどうやってできているか知っていますか?

     

    今回は、その艶出し材である【光沢剤】にフォーカスしてみましょう。

    光沢剤って何からできていてどうやって作られるか知っていますか?

    ▶食品からの水分の蒸発(乾燥)を防いだり、湿気から食品を保護するために、食品の表面に皮膜を作ったり、表面を保護して光沢を与える目的で使用されるものが光沢剤です。

    光沢剤は、水に溶けない性質を持つワックスや樹脂が使われています。

    その中でも代表的な3つを紹介します。

    ①シェラック(白シェラック、精製シェラック)

    原料:ラックカイガラムシ(その名の通り、害虫です。)

    この虫の分泌する樹脂状物質を精製して得られたもので、成分は樹脂酸エステルです。

     

    精製方法:アルカリ性水溶液やエタノールで抽出、漂白又は精製したものが、白シェラックや精製シェラックです。

    光沢剤としての利用の他にも、チューインガムのベースとしても使用されます。

    ▶使用対象食品:キャンディー、チョコレート、果実など

     

     

    ②パラフィンワックス

    原料:原油を減圧蒸留して得られる潤滑油分画を処理して得られたもので、炭素数20~40の炭化水素の混合物です。

    加熱すると粘性の低い液体になり、菓子、糖衣食品、果実等のコーティングに用いられます。

    ▶使用対象食品:キャンディー、チョコレート、果実など

     

     

    ③ミツロウ

    原料:ミツバチの巣より加熱圧縮後、ろ過したものより得られたもので、主成分はパルミチン酸ミリシルです。

    粘稠性、伸展性が強く、熱エタノールや油脂に溶かし、菓子、糖衣食品、果実等のコーティングに用いると艶のある被膜を形成します。

     

    光沢剤はどんなものに使われる?

    光沢剤は、塗料・接着剤・剥離剤・弦楽器や家具などに塗るニスやワックスにも使われます。

     

    みなさんのよく知る、チョコレートに使われる”光沢剤”は主に、植物性が多いです。

    ミカンやリンゴなどの表面の艶出しにも使われているって知っていましたか?

     

    ≪ちなみに・・・・≫

    ラックカイガラムシ(何度も言いますが、害虫です・・・)ですが、昆虫由来の着色料の中でも赤色の着色料としても使われます。

     

    原材料欄には、【コチニール】と書かれていることが多いですよ。

    さて、何に使われているかですが。

    ▶明太子、タコ、ハムなどの加工肉、イチゴ味の食品(のピンクの色)など

     

     

    どの食品にどの光沢材が使われているか?

    ※表示する必要がありません。

    恐怖じゃないですか?

     

    添加物の表記義務はあります。

    しかし、その表記方法が同じ一つの物質でも、表示名が複数存在したり、原料が違っても【光沢剤】と一括表示になったりします。

     

    ”光沢剤”がはミツロウ由来ならいっか~と思っていても、その判別は不可能です。

     

    安全性は?

    天然=安全ではありません。

     

    科学的に安全試験がなされている指定添加物でも、NGな組み合わせなどもあります。

    例えば、『安息香酸+ビタミンC=発がん性の毒物』となりますが、安息香酸入りの食品とビタミンCの入った食品を一緒に食べることに法規制はありません。

     

    単体で安全!と言われて使用される添加物が毒物に変身することがあるということも知っておいてくださいね。

     

    既存添加物(天然添加物)は、天然のものだよ。と言いているだけで、安全確認されていないものもあります。

     

    なかでも、危険な光沢剤の実験を2つほど。

    ①モンタンロウ:赤血球の減少、白血球の増加、肝臓の炎症、細胞壊死など

    ②ウルシロウ:アレルギー性皮膚炎

     

    アレルギー物質は避けているのに・・・てかた、食べているものに”光沢剤”入っていませんか?

    気にしてラベルを見てみてくださいね。

     

    (日本は海外の中でも添加物大国ですよ・・・)

    →日本のお菓子は海外で『事故責任のもとお買い求めください』と張り紙をして売られているのを知らない人、多いのではないでしょうか?

     

     

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