免疫システムと細胞社会

    コラム・お知らせ

    免疫という言葉をよく効くと思いますが、免疫とは何か?と聞かれたときに何と答えますか?

    今回はその免疫についてお話をしていきましょう。

     

    ◆免疫反応

    免疫反応は自分とそうでないもの(異物)を見分けて、異物を排除する反応のことです。

    この免疫反応は2つに分けられ、

    ①自然免疫系

    ②獲得免疫系

    になります。

     

    一般的に、生体に病原体が侵入してくると、まず自然免疫反応が起こり、獲得免疫反応の準備をします。

    自然免疫系で処理した抗原情報を獲得免疫系に伝え、抗原特異的に免疫反応を起こして異物を排除します。

     

    そのため、感染症をはじめ、異物に対する免疫においては、初期には自然免疫反応が、後期には獲得免疫反応が重要な役割をもちます。

     

    ◆自然免疫系を担う細胞と異物認識

    自然免疫反応を担う細胞群は、樹状細胞、マクロファージ、好中球などの食細胞が主要になります。ナチュラルキラー細胞もこれにふくまれます。

    この辺りは、以前のコラムにも出てきましたよね♪

     

    これらは、一度侵入してきても覚えておらず、2度目に侵入しても、1度目と同様に反応します。

    自然免疫細胞が異物を認識する時、病原体成分をパターン認識するレセプター(PRR)によって異物を認識します。

    このPRRですが、病原体の構成成分である脂質、たんぱく質、もしくはDNA,RNAなどの一定の構造を認識するものです。

    この代表は、Toll様レセプター(TLR)になります。

     

    ◆獲得免疫系を担う細胞と異物認識

    一方で、獲得免疫はT細胞やB細胞などのリンパ球が担います。

    異物が生体内に入ると、自然免疫系の樹状細胞が抗原を処理して、次の段階でそれを獲得免疫系のリンパ球は抗原によって活性化されると増殖して仲間を増やします。

    そして、抗原特異的反応をし、異物を排除します。

     

    今回は少々備忘録のようで、なるべくかみ砕きたかったのですが、専門用語はそのままに。

    でも、今後免疫のことを学んでいくなら、やっぱり基礎は大事です☆

    コメント