◆生活習慣病がなぜ起こるのか?
79万年前というと、遠い昔ですが、このころ、人は『火を起こす』ことを発見しました。
この時が、人が自然から離れたときと言われています。
それから、知恵によって生きていくようになります。
現在では、『いかに楽するか』『どれだけ便利か』といった【脳は楽をする】に忠実な世の中になってきました。
◆微生物の力に気づいてもっと自然を大切に。。。
地球上の生物の数は、微生物がコントロールしていると言われます。
感染症・結核・コレラ・ペストが地球上の人間の数を調整しているなんてことまで聞かれますよね。
私は食物連鎖の頂点は微生物だと思っています。
なぜか?では、わかりやすくアフリカでいうと、単純にライオンが頂点だとしましょう。
ライオンは何に食べられますか?食べられないなら、死んだライオンはどこに行っているのでしょう???
しう、ここで微生物です。
大自然のコントロールをしてくれているのが微生物なんです。
◆微生物を無視して体はつくれない!
微生物と言ってもその種類や数は多いですが、人の健康に影響が出ているのを知っていますか?
微生物が悪いと思った方、間違いです。
人が微生物をいじめているのですよ。
毎日口にする野菜によって、ビタミンやミネラル・食物繊維などをとっていますよね?
これ、昔に比べてどれだけ栄養素が落ちているか知っていますか?
(参考:https://www.otsuka.co.jp/nmd/about/nutrition.html)
必要な量なんてとれません。
普通に食事をしていてもサプリメントなどがないと到底補えないのです。
なぜこんなことが起こっているのか?
それは土に原因があります。
土の微生物の栄養は窒素だと単純に窒素を与えすぎ。
もしくは、農薬やそもそもの土壌環境(肥料など)に原因があります。
『おいしい野菜には虫が来る』なんて聞いたことはありませんか?
『栄養価の低い野菜に虫が来る』んですよ。
虫は窒素のにおいにつられてやってくるんです。
人もそうですが微生物も生きています。偏った栄養だけではダメなんです。
人に米だけ与えていても、ぶくぶく太るだけです。
要は、栄養なくぶくぶく太った野菜を一生懸命食べているわけです。
◆調理じゃなくて料理をしよう!
調理と料理なにが違うかわかりますか?
広辞苑や一般的に言うものは置いといて、ある料理人さんが言っていました。
素材を無駄なくおいしく食べられるようにするのが料理。
見栄えを大事にしすぎて無駄が出ているのは調理。
なるほど~と思ってプロ意識に圧倒されながら聞いていましたが、私たちもそこを大切にしないといけないのではと思いました。
今では、食べたいと思えばすぐに買って食べられる加工品が多い。
そして、そのほとんどが加熱食であり、添加物など要らないものが多い。
そもそも、それを食べる意味があるのか・・・。
カラダを壊す食事、カラダを生かす食事、そんなことを教えてくれる人が身近にいないのはなぜなんだろう・・・。
売ることばかり、楽ばかりで、環境のバランスも健康のバランスも崩れている現状に気づき目を向けている人がどれだけいるのでしょうか。
皆さんも、意識してみてくださいね。
今手に持っているそれは、カラダにいいのか?環境にいいのか?
そして、病気になった後に『治してください』や『治らないからダメ』ではだめですよ。
自分のせいです。自分で作りあげたその体を無責任に丸投げする前に、今変えられることを変えましょうね!