健康は体だけではありません。
心の健康も大事なんです。
予防医学ラボNo.face8では、健康の3つの柱『身体的・精神席・社会的』をすべてサポートしているのですが、そのうちの精神的と社会的に関わり、かつ私自身がお仕事で役立てている【心理学】についてお話しましょう☆
◆心理学の始まり
現在の科学的な心理学は19世紀末ごろが起源となっています。
心理学の父でドイツの哲学者・生理学者のヴィルヘルム・ヴントが、ドイツのライツィッヒ大学で心理学実験室を開設したのが、その始まりとされています。
古代ギリシアの哲学者プラトンは、「人間の心は生まれた時から様々な概念があらかじめ備わっている」という生得観念の立場をとります。
その弟子、アリストテレスは「人間の精神は生まれた直後の状態では完全な白紙であり、成長・学習によってさまざまな働きを習得する」と考えました。
「我思う、ゆえに我あり」は有名ですよね。
フランスの哲学者ルネ・デカルトは現代の心理学が生まれる基盤を整えた人でもあるんです。
彼は、「生まれたばかりの人間の心には、様々な概念があらかじめ備わっているのか、それとも完全な白紙の状態なのか」をテーマにプラトンに近い考えでした。
そして、人間は様々な概念を学習や経験によって習得するのではなく、生まれた時からすでに習得しているという生得説より、人間の精神構造を分析する【能力心理学】を提唱します。
一方で、イギリスの哲学者ジョン・ロック、デイヴィッド・ヒュームは、人間は経験によって知識を習得するというイギリス経験論をもとにした【連合心理学】といった対照的な理論を提唱しました。
◆19世紀以降~
19世紀に入り、生理学や解剖学、物理学などが発展し、自然科学的な心理学の考えも出てきます。
ドイツの物理学者グスタフ・フェヒナーが提唱した「精神物理学」は、精神と身体、心とモノの関係を実験や測定を用いて数量的にとらえようとした学問です。
頭がパンパンになる前に、少しずついきましょう♪
まずは、第一弾!
何事も歴史に学ぶ!ですよ☆