また突然、突拍子もないテーマを持ってきました。
7日間に続く心理学記事のほんのブレイクDayです♪
◆ストーリーぽくいきましょう☆
1931年、邪魔の効果に関する論文を発表したツァガルニクは、高次神経活動研究機関で働きます。
しかし、1940年、夫が逮捕。二人の子供を一人で抱えることに。
そんな彼女は心理学者。
夫の飛び火を恐れ、周囲から避けられ亡くなる。
この時、彼女の研究は生き残っていて、彼女自身が発見した邪魔の効果こそが『ツァガルニク効果』と言われるものです。
この『ツァガルニク効果』は、目標の研究の土台となっています。
目標ときくと”夢”を連想しますよね?
海外へ行く、起業する、出版する、、、、などなど。
ですが、目標とはそうではなく、
『まだ実現していないが、保有または達成したいことすべてであり、実現に要する期間の長短は関係ない』ものです。
文字にすると少々難しいですね。
この定義でいくと、私たちは起きている限り目標だらけですね。。。。
さて、ツァガルニク効果の研究により、脳は目標に関して2つのバイアスがあることが判明します。
①割り当てられた作業に着手すると、たとえ意味のない作業でもそれを目標と感じる
②作業に没頭しているときに邪魔が入ると、その作業が記憶にとどまる期間が長くなる
です。
しかも、これらは、脳内リストの上位に入るらしい。。。
よくあるのは、仕事中に邪魔されるとイライラしますよね。
ただし、ここでいう邪魔は違います。
あえて自ら邪魔をするのです。
これの邪魔は、謎を生みます。
『え、続きは???』『いまのやつどうなったの?』など。
ドラマや映画のシリーズ物のの終わり方が丁度そんな感じですね。
そんなときの気持ちこそ、長期にわたって何かを成し遂げたいときの理想の状態なんだそう。
要は、長期にわたって創造性を積み重ねていく『抽出』という過程の中に含まれるものこそ、学習の敵と認識している『邪魔』なんだとか。
皆さんはどうですか?
私は自分のスケジュールを崩されるのを嫌うので、外部からの『邪魔』は何とも言えない感情になりますが…そこは自分とうまくやっていますけどね♪
でも、自分で生み出す『邪魔』とは、また面白い視点だと思いませんか?
皆さんはどんな『邪魔』を使って、目標への時間を楽しむのでしょうか♪